命を守る耐震補強。リフォーム時の優先順位は何番目?

福山

アドバイザーの山根です。先日、福山で開催された「耐震セミナー」に参加してきました。私と一人の女性以外は、推定70歳以上の方々ばかり。自宅のリフォームを検討されている方が中心でしたが、若い方以上に「地震」に対して関心を持たれているようです。

「災害写真データベース」より

家の耐震を表す「耐震等級」。そもそもこれは「家が無傷であること」ではなく、家の中にいる人の命を守るため「家が倒壊しない」という考え方が基準となっています。

倒壊する家の特徴とは、以下の4つが挙げられます。

○壁の量が足りない

○壁のバランスが悪い

○接合部が弱い

○建物が劣化している

住んでいる家を耐震補強することを考えると、「壁と接合部」の補強が優先となりそうです。

先ずは自宅の「耐震診断」。これが重要になりますが、併せて「構造計算」ができる工務店を選ぶべきです。経験や感覚だけで補強をする工務店は信用してはいけません。しっかりとしたスキルのある、工務店を選ぶことが必要となってきます。

とは言え、やはり費用が掛かるので、いざ耐震補強をしようと思っても中々行動を起こせない。そのような理由で耐震補強を断念される方が数多くいらっしゃるようです。そんな方は100%の耐震補強を望まず、予算内での補強をするべきとのこと。それが60%や70%の補強であっても、全くしないよりは住んでいる人の命が助かる確率が上がる!その通りですね。

リフォームと言っても間取り変更や水周り交換など、したい事は山ほどあるかもしれませんが、命に関わる耐震補強。若い方も真剣に考える必要ありませんか?