2017年住宅トレンド大予測!パッシブ設計編

こんにちは、家づくりアドバイザーの大日南です。先日とある名店でおいしくいただいた、小籠包と野菜蒸し!少しぽっちゃり(笑)気味な私には、とてもヘルシー美味でした!!

小龍包

さて本日のお題は・・・

トレンド予測第3弾!自然の力で快適をつくる

パッシブ設計は必須要素

太陽光や風など自然エネルギーを活用

パッシブデザインは省エネ住宅の基本

ZEHの要件となっている断熱性能や高効率設備、再生可能エネルギーの導入だけでは本当の意味の省エネ住宅は実現できません。これらとあわせて、太陽光や風、水、地熱といった自然エネルギーを上手に活用することで暖冷房エネルギーを削減し、室内環境を快適にする「パッシブデザイン」が欠かせません。

地域の特性や立地条件を踏まえた上で、断熱や日射遮蔽、通風、昼光利用、日射熱利用暖房の5つの要素をバランスよく建物に組み込む設計技術、パッシブデザインを実例写真と一緒に解説いたします。

通風

家全体に風を行き渡らせ、室内に溜まった熱を排出させる為に欠かせないのが「通風」です。その地域に吹く風の向きをふまえて建物内での風の動きを予測し、窓の配置や大きさを計画する必要があります。

吹き抜け高窓

吹き抜けで上下に風を通す。また、上部に高窓を設けることで風を立体的に通し、家の中に溜まった熱を排出する

ウインドキャッチャー

風を窓に当てて室内に取り込むウインドキャッチャー

日射遮蔽

「夏涼しく」を実現する為には日射を窓から室内に入れないことが重要です。日射熱をカットできれば、冷房に使うエネルギーを減らすことができます。香川県は日照時間が長く、日射量も多いエリアです。いかに夏の日射を遮れるかが快適性を左右するポイントになります。

日射遮蔽2

庭に冬に葉を落とす落葉広葉樹を植えたり、窓の外側にシェードやすだれなどの日よけを取り付ければ、風を通しながら日射を遮ることがことができる

日射遮蔽

季節ごとに変化する日射角度を踏まえて軒や庇の長さや角度を設計し、夏は日射を遮り、逆に冬は取り入れて室内に陽だまりをつくり、暖かさを確保する

昼光利用

昼間に太陽光だけで明るい室内を実現することで、照明エネルギーを削減します。リビングなど昼間に長く過ごす場所には2面以上に窓を設けて、自然採光のため建物の中心に庭を設けるなどの工夫がある

昼光利用1

強化樹脂製グレーチングが2階で取り込まれた光と風を1階に届ける/トップライトや高窓から室内に光を落とす/中庭を設けて家全体を明るくする

昼光利用2

リビングは吹き抜けで上から下に光を落とし、大きな窓で光をしっかり取り込む

日射熱利用暖房

冬に窓から日射熱を取り込み、その熱を蓄えて主に夜間、暖房として利用します。日射熱を取り入れる「集熱」、逃がさない為の「断熱」、蓄える「蓄熱」の3つが実現できれば、室内の変動が小さくなり、快適性が向上し暖房エネルギーの削減に繋がります。

日射熱利用暖房

蓄熱性の高いタイルやコンクリートなどを床材に使用することで、窓からの日射熱を蓄え、室温の下がる夜間に熱を放出させて室内を暖める

断熱

パッシブデザインのベースとなるのが「高気密・高断熱」です。外壁や屋根、床、窓の断熱性能を高め、建物の保温性能を上げます。特に冬の暖房エネルギー消費量は多いので、冬暖かい家にすることは省エネに繋がります。

高性能窓

窓は家の中で最も熱が出入りする場所です。断熱・遮熱性能の高い窓の採用は、断熱材の施工とともに欠かせない要素

 

近い将来、パッシブデザインによる家づくりが当たり前となる時代がくるかもしれません。これから家づくりをスタートさせる方は、こうした先の動きも知った上で、自分たちはどんな家づくりを選択するのかが重要です。

昨日もこれらの内容を含む、家づくりセミナーを開催しました。私たちと一緒に家づくりの勉強をしませんか?皆様のご参加をお待ちしております!