家づくりは冷静に判断を～屋上のある家のメリット・デメリット～
2023.09.16
2020.01.14
家づくりの要望はお客様によって様々です。その中には「屋上をつくるかつくらないか」という選択も。週末にお客様の要望をご紹介！「屋上のある家でバーベキュー～家庭菜園、屋上庭園とかで楽しみたいよね～♪スカイバルコニー素敵だよね★」と言われる方が。憧れを現実のものにするのは大事ですが、そこにはデメリットあるということもしっかり把握して冷静に判断していきましょう！
屋上庭園のメリット
●「土地はコンパクトに」土地自体を大きくとらなくても空間を確保
●「安全な遊び場」子供を見守る親として、車の往来や迷惑行為の心配などが軽減
●「プライベート空間」外部からの視線の軽減
●「リフレッシュ空間」 趣味を楽しむ、ガーデニング、星空を眺める、家族でバーベキュー
上記がメリットとしてよく思い浮かびますが、趣味を楽しむためのものであれば、一度立ち止まってよく考えてみてください。例えば…バーベキューをしたいという方もいますが・・・毎回毎回上り下りが発生してきますし、年に何回開催しますか？重い荷物を上げ下げもありますね。本当に必要かどうかをしっかり考えてください。
屋上庭園のデメリット
●「雨漏りリスク」
木造住宅の屋上庭園では、防水力は確実に通常の屋根より劣ってしまうことがあるようです。防水シートなどの工事で雨漏りを防ぐことはよくあるそうですが、基本的に荷重もかかってくるので、木造住宅の屋上庭園では、通常の屋根より雨漏りリスクが高くなりやすい。
●「部屋が暑くなる」
屋根を失ったことで、防げていたた直射日光も、屋上で吸収してしまうため真下の部屋が暑くなることがある
●維持費・メンテナンス費
屋上の防水加工は、屋根に比べて耐久性が低いので、10年に一度は、防水のメンテナンスが必要になる。
家づくりは、憧れだけで決めていくのはとても危険です。デメリットがあるのであれば、どういうものかを情報を得ることが大切です。本当に必要なものなのか、しっかり見極めながら家づくりに取り込んでください。建てた後に、お金がとてもかかるようなお家には気をつくらないでくださいね。
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