収納は本当に多いほうがいい?

私が「整理収納アドバイザー1級」になって6年になります。この間、たくさんの整理収納アドバイザー仲間と話す機会があり、その度に出てくるのが「物をいかに減らすか?」という話題です。

さすがにアドバイザー仲間たちは、自分の持つ「物の適量」を知っているので、物を減らすことが上手で片づけにあまり手間をかけたりしていないようです。

要は、物が少ないということです。

 

「整理収納」が好き(=得意)という人と「整理収納」が嫌い(=苦手)という人の違いはこの「物の量」にあるように思います。

「整理収納」が好き(=得意)な人は

物の量が少ない

量が少ないので片づけに手間がかからない

すぐに片づく

収納スペースが少なくてもOK

スペースが少ないので、物が増えない

物の量は少ないまま

と、片づけに手間と時間をかける必要がない状態が続きます。

「整理収納」が嫌い(=苦手)な人は

物の量が多い

量が多いので片づけに手間がかかる

すぐに片づかない

広い収納スペースが必要になる

スペースが広いと、どんどん物が増える

物の量が多くなる

つまり、どんどん片づけに手間と時間がかかる状態になっていき、ますます片づけが億劫になっていきます。

「片づけが苦手なので、収納を多くしたい」というご希望はよく聞きますが、

収納場所が多いと物が増え、片づけにはますます手間と時間がかかります。

そこで課題になってくるのが「物をいかに減らすか?」ということです。

減らせない理由として「もったいないので、捨てることが出来ない」があります。それは、

「物を大切にしたい」気持ちがあるからだと思います。

それはとても大切なことだと思っています。子どもにも「物を大切にする子になってほしい」と思われている方は多いのではないでしょうか?

では、

「物を大切にする」って、どういうことだと思いますか?

物を大切にするということは、「物を丁寧に扱う」ことではないでしょうか?物を雑に扱っていたのでは、大切にしているとは言えないですよね?愛情や愛着のあるお気に入りの物は大切に扱うはずです。

たくさんの物に囲まれて、どこまで、その物に対して愛情や愛着を持って丁寧に扱っていますか?大切にしていますか?

整理収納アドバイザー同士で共通しているのが「お気に入りの物だけに囲まれた心地よい生活」をしているという点です。

「物を減らす」ということは、「気に入らないものを捨てる」というより

「お気に入りの物だけを選ぶ」ということなのです。

お家を建てて、引っ越しをするのはとてもいい機会です。あなたもお気に入りの物だけを選んでみませんか?

そうしたら、収納は、どこまで必要ですか?